THE GROWTH JOURNAL

ビカクシダの成長記録貯水葉・胞子葉を写真で見比べる

前の写真と見比べたら、貯水葉の広がりも胞子葉の向きも違っていた。ビカクシダは、板や鉢を目印にして同じ株の姿を残すと、葉の変化をたどりやすくなります。

01

貯水葉と胞子葉を 分けて見る

丸く株元を覆う貯水葉と、外へ伸びる胞子葉では、見返したいところが違います。全体写真だけでなく、「貯水葉の縁がどこまで広がったか」「胞子葉の本数や分岐がどう見えるか」を短く書き添えます。品種や個体で姿は異なるため、自分の同じ株を比較の基準にします。

02

正面と側面の 2方向をそろえる

正面では板全体と葉先を入れ、側面では株の厚みや葉の垂れ方を残します。毎回カメラの高さや距離をなるべくそろえます。撮影のために無理に葉を動かしたり、手の届かない高い場所の株を外したりする必要はありません。安全に撮れる向きを決めて続けましょう。

03

板付けや仕立て直しは 写真と日付をセットに

板を替えると、同じ株でも写真の中での大きさが変わります。作業前・作業後の全体写真と、板の大きさ、変更した内容を残すと誤解が減ります。水苔や固定方法を変えた場合も、実際に変えたことだけを書いておきます。

04

置き場所が変わった日も 残しておく

屋内と屋外の移動、ライトとの距離、風の当たり方など、変えたことを記録します。機器の数値が分からなければ「棚の上段から中段へ」のようなメモでも役立ちます。栽培条件を一度にいくつも変えた場合は、どの変更が影響したかを写真だけで断定しないようにします。

05

葉の色だけで 成否を決めない

光やカメラの自動補正でも色の見え方は変わります。全体の色と、気になった部分の近接写真を分けて残しましょう。写真だけで病気や水不足と決めつけず、気になる変化がある場合は購入店などに管理条件と一緒に相談してください。

06

他の株の一年と 自分の一年は別のもの

検索で見つかる大株の写真は魅力的ですが、出発点の大きさも環境も同じではありません。迎えたころの写真と今の写真を自分の株で比べる方が、小さな変化を見つけやすくなります。記録が空いた期間も、現在の姿から続きを残せます。

07

板を替えても 記録は同じ一株に

RareDexでビカクシダを一株登録し、その植物のページへ写真と言葉を追加します。板付けや置き場所が変わっても、別の株として登録し直す必要はありません。同じ株の時間をまとめて、MyDexから見返せます。

YOUR FIRST NOTE

コピーして使える記録メモ

全部を埋めなくても大丈夫。分かることだけ残し、写真を一緒に添えてください。

株名・品種名:
撮影した日:
貯水葉で変わったところ:
胞子葉で変わったところ:
板付け・水苔などの作業:
置き場所・光・風の変更:
次に見たいところ:

記入例を見る(説明用の架空例)

実在の株の成長実績ではなく、メモの書き方の例です。

撮影した日:9月8日
貯水葉:前回より左側の縁が広がって見える
胞子葉:正面写真で新しい葉を1枚確認
作業:板付けの変更なし
次回:同じ正面と右側面から撮る

よくある疑問

どのくらいの頻度で撮る?

月に一度など無理のない間隔で全体を撮り、新しい葉や板付け作業などの出来事は別に残す方法があります。栽培管理の頻度とは分けて考えます。

貯水葉と胞子葉の記録は別の株にする?

同じ個体なので、一つの植物の記録にまとめ、メモでどちらの葉か書き分けると経過をたどりやすくなります。