Culture

檜の葉を、原宿でひらく。パク・ソジュンと「meet tree」

木材会社が枝葉からつくる香りを、@cosme TOKYOで確かめる

淡い木の台に、深い褐色のボトルが整然と並ぶ。足元は森の下草を思わせる緑で、奥には小さな樹木と葉の壁。2026年7月29日、原宿の@cosme TOKYOに「meet tree」の期間限定店が開く。目を向けたいのは、パク・ソジュンの姿だけではない。木材を生業としてきた会社が、檜の枝葉を香りへ変え、洗面台や浴室まで届ける道筋だ。

淡い木の什器に褐色のボトルが並び、足元の緑と小さな樹木、葉の壁、パク・ソジュンの等身大パネルを配したmeet tree期間限定店の会場イメージ
画像提供:meet tree(会場イメージ)

公開された会場イメージでは、明るい木の什器がゆるやかな弧を描き、ハンドソープやクリームのボトルが低い位置に並ぶ。小さな樹木、足元の緑、壁いっぱいの葉。その端に、公式アンバサダーを務める俳優パク・ソジュンの等身大パネルが立つ。美容の売り場へ森の景色を持ち込む構成だが、ここで植物は雰囲気を整える背景だけではない。ボトルの中身へ続く、素材の由来そのものでもある。

岐阜県中津川市で生まれた「meet tree」は、創業100年を迎えた木材会社から始まったブランドだ。運営会社が7月28日15時に公開した発表によれば、@cosme TOKYOの期間限定店は7月29日から8月4日まで。人気商品を実際に手に取り、香りを確かめられる場として開かれる。翌日から始まる一週間を前に、RareDexは、木を伐った後に残る葉や枝と、日々の手入れをつなぐ仕事に注目した。

葉と枝を、香りへ渡す

ブランドの公式説明には、木材として利用する工程で、枝や葉の多くは活用されず処分されてきたとある。そこから抽出したのが、檜の葉の精油だ。木部から得る精油とは香り立ちが異なり、公式サイトでは葉を爽やかで軽やか、木を落ち着きのある香りとして紹介している。同じ一本の木にも、場所によって別の輪郭があることを、日用品の形で伝えている。

中津川を含む岐阜・長野にまたがる木曽の檜は、林野庁の資料でも長く育成と利用が続けられてきた地域の木として示される。けれど、歴史や産地名だけで価値を飾る必要はない。伐採後に見過ごされやすい枝葉まで見直し、精油へ変える。その工程が、森と暮らしの距離を具体的に縮めている。

店頭では、檜の香りを取り入れたハンドソープやボディソープ、ボディクリーム、アロマミストなどが紹介される予定だ。香りの感じ方や肌との相性には個人差があるため、産地や植物由来という言葉だけで選ばず、表示を読み、テスターが用意されていれば少量から確かめたい。植物を迎えるときに葉や根の状態を見るように、日用品にも自分の身体と空間に合うかを確かめる時間が要る。

パク・ソジュンの名より先に見たいもの

パク・ソジュンは2026年3月、ブランドの公式アンバサダーに就任した。会場には広告ビジュアル、等身大パネル、コメント映像が用意される。公式サイトが本人の選定品として挙げるのは、檜のハンドソープ、ボディソープ、ボディクリーム、アロマミスト、ハンドクリーム。人物の知名度だけを借りるのではなく、手を洗う、肌を整える、部屋へ香りを置くという小さな動作まで、森の素材を運ぶ選択になっている。

ここから、本人が植物を育てていることや、私生活で商品を愛用していることまでは読み取れない。公式に確認できるのは、アンバサダー就任と選定品、公開された広告表現までだ。その範囲を守ると、かえって見えてくるものがある。俳優の姿は入口になり、その先で読者がボトルの成分表示や香りの違い、木材会社の背景へ視線を移せる。人物と植物を結ぶのは憶測ではなく、素材を知るための導線であるべきだ。

美容のフロアに、森の由来を置く

会場は@cosme TOKYOの1階。公開されたイメージを見る限り、商品は棚の奥へ詰め込まず、木の台の余白を広く取り、樹木や葉の壁と同じ視界に置かれる。実際の会場が画像どおりになるとは限らないが、企画が目指すのは、容器だけでなく原料の景色まで見せる売り場だと考えられる。

訪れたら、まず「檜」という一語でまとめず、木部と葉の香りを分けて確かめたい。次に、洗面台、浴室、デスク、玄関のどこへ置くかを想像する。植物由来の香りは、鉢植えの代わりではない。それでも、朝に手を洗う数十秒や、帰宅後に部屋を整えるひとときへ、一本の木が持つ別の表情を持ち込める。

訪れる前に知っておきたいこと

「meet tree」期間限定店は、2026年7月29日から8月4日まで、東京都渋谷区神宮前1丁目14番27号の@cosme TOKYO 1階で開催される。公式発表の営業時間は11時から21時。購入条件を満たした来場者向け特典も案内されているが、数量には限りがある。営業状況、商品在庫、特典の最新情報は、出発前にブランドと会場の公式案内を確認したい。

森を暮らしへ近づける方法は、大きな家具を買うことや、鉢を増やすことだけではない。木材になる幹の横で、これまで役目を持ちにくかった葉や枝を見る。その視線が一つの香りになり、毎日触れるものへ移るとき、植物と過ごす時間は、部屋の隅から手のひらまで広がっていく。

参考リンク・出典

この記事の調査・執筆で参照した情報です。各発信元でも原文をご確認いただけます。

  1. 【meet tree】パク・ソジュンと森を感じる7日間。@cosme TOKYOでポップアップ開催 — 株式会社meet tree
  2. meet treeについて — 株式会社meet tree
  3. パク・ソジュン meet treeブランドアンバサダー就任 — 株式会社meet tree
  4. meet tree公式オンラインストア — 株式会社meet tree
  5. 木曽ヒノキ天然林 — 林野庁 中部森林管理局
  6. PR TIMES利用規約・メディアユーザー規約 — 株式会社PR TIMES

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