Culture

背番号のそばで葉が伸びる ベガルタ仙台の応援観葉植物

10月1日、テーブルヤシからガジュマルまで五種を宮城のDCM五店で販売

応援する選手の名札のそばで、テーブルヤシの細い小葉がほどける。ベガルタ仙台のエンブレム鉢に入った五種の観葉植物が、10月1日から宮城県内のDCM五店に並ぶ。

細い葉軸の両側に小葉を並べたテーブルヤシ。掲載商品そのものではなく、同じ種の実写
商品ラインアップに含まれるテーブルヤシの同種実写(商品写真ではありません)/Tequila、Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)

応援する選手の名札のそばで、テーブルヤシの細い小葉がほどける。ベガルタ仙台のエンブレム鉢に入った五種の観葉植物が、10月1日から宮城県内のDCM五店に並ぶ。

十月一日、応援の緑が店頭へ

ベガルタ仙台は9月23日、クラブのプラチナパートナーであるプラントデザインが「Vegalta Victory Green Mini」を製作し、販売を始めると発表した。小さな鉢にはクラブのエンブレムが入り、全選手分のオリジナルラベルが用意される。

植物はテーブルヤシ、パキラ、サンスベリア、ガジュマル、ゴムの木の五種。同じ鉢とラベルでも、羽のように小葉が並ぶ姿、上へ立つ葉、丸みのある葉、幹や根元の表情は一株ずつ異なる。

まず、葉の輪郭を選ぶ

テーブルヤシは、細い葉軸の両側に小葉が並び、葉全体がやわらかな扇のように広がる。掲載写真は商品そのものではなく、ラインアップに含まれるテーブルヤシと同じChamaedorea elegansの実写だ。

パキラとゴムの木は、鉢の小ささに対して葉の面が大きく見える。パキラは掌のように小葉が集まり、ゴムの木は一枚ずつの葉の輪郭が強い。机の上でも、葉の形が離れた場所から伝わる二種だ。

サンスベリアは葉が垂直に立ち、ガジュマルは葉だけでなく根元や幹の姿も視線を引く。五種は同じ緑の置物ではない。高さ、葉の向き、余白の取り方が違い、選手ラベルの背後に別々の景色をつくる。

選手ラベルは、育つ時間の入口

公式発表では、選手のオリジナルラベルを全選手分そろえる。好きな背番号から選び始めても、最後に部屋へ残るのは生きた植物だ。新しい葉が開き、向きが変わり、鉢との比率も少しずつ動く。

タオルやユニフォームが試合の日の身支度になるなら、この小さな鉢は試合のない日の時間を受け持つ。エンブレムは変わらなくても、その横の葉は同じ形にとどまらない。応援の印と植物の時間が、机や玄関で重なる。

宮城の五店で確かめる

販売開始は10月1日。価格は税込877円で、DCM泉店、泉市名坂店、南吉成店、利府店、名取店の五店が案内されている。オンライン販売や配送は公式発表に記されていない。

店頭では選手名だけで決めず、五種それぞれの葉の輪郭と株の姿も見たい。テーブルヤシの細かな小葉、サンスベリアの縦線、ガジュマルの根元。同じラベルでも、植物を選ぶ視点が一鉢を自分の部屋へ近づける。

応援色が部屋で伸びていく

背番号を選ぶ行為と、一株の形を選ぶ行為は、店頭で一度だけ交わる。その後に続くのは、葉が開くたびに鉢の印象が変わる時間だ。応援の黄色と青のそばで、五種の緑はそれぞれの速度で部屋に根づいていく。

参考リンク・出典

この記事の調査・執筆で参照した情報です。各発信元でも原文をご確認いただけます。

  1. 「Vegalta Victory Green Mini」販売のお知らせ — ベガルタ仙台
  2. Chamaedorea elegans.jpg — Wikimedia Commons
  3. Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 Unported — Creative Commons